ドイツ滞在記5日目

ドイツ5日目は、1人でハイデルベルグ観光です。
平日ですので友人は普通にお仕事中。
また晩御飯に付き合ってもらう約束です。


その代わりといっては何ですが、現地で買えるハイデルベルグのガイドブックを貸してもらいました。
あとオススメはやはりハイデルベルグ城らしい。
ガイドブックはちゃんと日本語でしたよ。


さて、朝起きてとりあえずホテルで朝ごはん。
このホテルもブッフェ方式です。


受付に居たホテルのお姐さんがとっても美人でびっくりw
そもそもドイツ全般的に綺麗な人が多かった印象があります。
都市部を多めに回ったからかな?


さてこのホテル、部屋は良かったんですけど朝ごはんは普通な感じ。
あんまりメニューがなかったです。


ご飯を食べた後、
オススメスポットのハイデルベルグ城へ早速向かいます。
ただ残念ながら天気は雨。
ハイデルベルグは新市街、旧市街と分かれており観光に向いているのが旧市街。
当然、私のホテルも旧市街です。
旧市街は足元がほとんど石畳で、こんな雨の日はアスファルトよりすべりやすそう。
それに石畳はおしゃれだけど歩きにくいんですよね。
ですので、気をつけながら歩きました。


街の中はこんな感じ。

お城へは山だか丘だか分かりませんが、少し登ったところにあるようで
歩くとちょっと大変ということでケーブルカーが出ています。
天気もよくないしケーブルカーで1駅ということで、迷うことなく駅へ向かいます。


こんな感じにちょっと高いところにお城があります。


駅はホテルや駐車場と一体化され、ドイツに来てこれまで見ることのなかった
自動改札まである近代的な感じ。
古めかしいハイデルベルグの街並みを見ていたためか、ちょっと意外です。
切符を買って改札を通るとさらに自動ドアが。
自動ドアの先にはケーブルカーのホームがありました。
自動ドアを抜け、ホームに近寄ると遊園地の乗り物の行列を少しづつ区切るようなバーがあり、
まだホーム内にはいけませんでした。
ケーブルカーもまだホームに来ていません。


いつケーブルカーが来るのかな?と
自動ドアを戻って時刻表でも探そうと自動ドアを戻ろうとします。
ここで、自動ドアが行き用、戻り用と2つあったので嫌な予感はしたのですが、
戻ったら予感的中、ホームに戻れなくなってしまいました。
というか、馬鹿だろ、私w


さて、どうしたものだろう?買いなおししかないのかな?
と困ってると
運良く駅の係の人が通りかかり、(それまで無人だったんですよ)
急遽、自分のドジでホームから出ちゃいましたと説明。
そしたら特別にホームまで戻してくれました。
係の人、ごめんなさい&ありがとうございます。


今度はおとなしくケーブルカーの到着を待ち、そして無事お城前の駅に。
歩いていくとお城前にオーディオガイド貸し出しの受付発見。
当然のごとく、私はそこに向かいます。


受付にいたのはおじいさん。
私のことを一目で日本人と見破ったのか、
Japanese ?
と聞いて来ました。
Yes
と答えると、日本語版オーディオガイドの準備をしてくれ操作説明。
(ちなみにオーディオガイドは有料です。)
一通り操作説明を聞いた後、ついつい
ここには日本人が多く訪れるのですか?と質問してしまいました。
「いやー最近は中国人が多いよ。10年くらい前は日本人も多かったけどねー」
と。
良く私を日本人と分かったなーと感心しちゃいました。


城の敷地内をオーディオガイド片手に回ります。
敷地内と書いたのは、屋内には入らなかったんですよ。
基本コースは敷地内を散歩する感じ。オーディオガイドからもそれに従った説明が流れていました。
雨のため傘を持ちつつ回るのがちょっと辛かったかな。



敷地内には中国人旅行客がたくさん。
さっきのおじいさんの言ったとおりだねぇ。
ただ彼らはオーディオガイドとか持たずにガヤガヤと歩き回ってました。
昔の農協旅行ってこんな感じだったんでしょうか?


さてさて敷地内の感想は、ちょっと工事中の箇所が多すぎてちょっと残念。
ただオーディオガイドの説明はしっかりされていて満足でした。

ちなみにこんな感じのものを見学することができます。


帰り際にオーディオガイドを返しに行くと、さっきのおじいさんが
日本語でサヨウナラと。

それを受けて私も
さようなら、Auf Wiedersehen
とその場を去りました。


お城を見た後は、なんとなくこのハイデルベルグの街並みを楽しもうと
旧市街のメイン通りを当てもなく端から端まで往復。
また借りたガイドブックの観光というかお散歩コースをそのままなぞるなど、
ひたすら歩き詰めます。いつの間にか雨もやんでくれたのが幸いでした。



ハイデルベルグ城から街並みを見下ろしてみました。


街の端っこ?カールの門。
ミュンヘンにも同じ名前の門があったような。



いや、お土産としても大きすぎるからw


日本ブーム?



ネッカー川にかかるアルト・ブリッケ。
旧市街の入り口でもあります。


かなり疲れてしまったので途中でホテルに戻り、昼間からスーパーで買ったビールを飲みます。
実はミュンヘンで、若いコがビールを直接ビンから飲んでる姿を何度か見てたので、
せっかくだからやってみようと、ビールをラッパ飲み。
さすがに外でやるのは気が引けたんですけど、ホテルの部屋の中なら気兼ねなくw

いやぁ、平日の昼間からビールっていいねぇ。


そんな感じで一息ついた後は、お土産探すなりして友人が仕事を終える時間を待ちます。
妙にハイデルベルグを舞台にしたモノポリーが売ってたのは何だったんでしょうね。
お土産物屋にもデパートにも売ってましたよ。


夜になり、友人と合流。
まだちょっと晩御飯には時間があるよね?
と再度、何かお土産になるものないか?とお店を物色。

友人と一緒に歩いて感じたんですが、
同じ街、同じ通り、同じ店を見てるはずなのに、目の付け所が違うというか、
どこに良いもので売ってるかちゃんとチェック済みだったりするあたり、
さすがだなーと感心。
むしろ私の目が節穴とも言えますがw

晩御飯は美味しいプレッツェルのお店に案内してもらいました。
で、食べたんですがこれまで食べたプレッツェルと違って暖かいしふっくらした食感。
うん、美味しい。
でも、多いよこれw

友人が日本に居た頃、たまーにご飯を一緒したんですが、
よく注文しすぎて食べきれずに残してしまったことをちょっと思い出しました。
でもドイツでは注文をむしろ絞っているはずなのに、残してしまってるんですけどねw

その後、お腹いっぱいで少々苦しいところでしたがもう1件、お店をはしご。
ここも友人オススメのお店で、なんとアルコール度数33度のビールがあるらしい!
それはぜひ行って飲まねば!ということでのはしごです。

お店に着いたらもちろんさっそく注文。
一口、口に含むとビールとは思えない甘さが。その後、黒ビールのようなコクと苦味が喉に残ります。
アルコール度数の割には飲み安かったです。
でもやっぱりアルコール度数は強いので、気をつけながらちびちび味わいます。
友人に、それはビールの飲み方じゃない!と突っ込みを受け、
もう気分はブランデーかウィスキーと返します。
まぁ、結局最後はグイッっと行っちゃいましたけどね。

そういや一人旅なのに、晩御飯はこれまでいつも誰かと一緒でしたね。
ありがたいことです。おかげで楽しく食事をすることができました。



ホテルに帰った後、
従姉妹も友人もドイツでがんばってるんだなと、
最初は苦労したろうに、一生懸命適応していったんだなーと、
何を・・・と具体的には自分でも分からなかったんですが、そんな彼女らを私も見習わなければな。
とちょっと物思いにふけりつつ、ハイデルベルグ最後の夜は静かに過ぎていきました。