串本でダイビング

さて夏休み中の日記の続きです。
那智勝浦を朝に出発しとりあえず串本へ向かいます。
途中で体験ダイビングができないかな?と"るるぶ"に載っていたダイビングスクールに電話をしてみるも予約でいっぱい。
ということでおとなしく串本海中公園へ向かったのですが、国道42号をひたすらたどっていくと
途中でいくつも体験ダイビングをやっているという幟を見かけました。
友人がその幟をみて色々と訪ねた結果、体験ダイビングを受け付けてくれたお店がありました。

紀伊半島 串本にある 赤鯱ダイビングサービス

最初に誓約書にサインをし、その後に健康状態のチェックシートを記入。
特に問題なかったので、ウェットスーツを借りてそれを着ます。
初めて着たウェットスーツはサイズがちょっと合っていなかったのか、
そもそもそういうものなのかどうか分かりませんが、とても着るのに苦労しました。
最終的には着ることができましたが、既にこの時点で汗だくです。


ウェットスーツを着た後はダイビング中に使うハンドサインのお勉強。
海の中では話ができませんし、何かあったら大変なので特に異常を知らせるサインは重要ポイント。
空気が無いとか、何かおかしいとかその辺はしっかり覚えます。
また、海で見られるだろう生物の紹介もしてくれました。

そしてその後は酸素ボンベやゴーグルなどの機材の説明です。実際に酸素を吸ったり吐いたり、
咳をしてみたり呼吸の練習も兼ねてます。
実際に装備するとかなり重いのですが、これから海中散歩に向かうんだ!と思うと
テンションがあがります。
歩いて1分くらいのところにあるビーチから海に入り、海の中で足ひれと手袋、ゴーグルを装着。
再度、ボンベ経由での呼吸の練習を行った後、インストラクター(店長じきじきにインストラクターをしてくれました)さんに連れられ、いざ人生初のダイビングの始まりです。
初めのうちこそ、慣れない口呼吸に違和感を感じましたが、もぐっている最中にその辺は気にならなくなり、純粋に景色を楽しむ余裕が出てきました。


さて海の中ですが、なぜ防水カメラセットを持っていかなかったのだろう?と後悔するくらい
綺麗な世界が広がっていました。本当に水も透き通って遠くまで見えますし、目の前で魚が泳いでいることに感動です。
ニセクロナマコ、テーブルサンゴ、エダサンゴ、チョウチョウウオクマノミガンガゼ、ヤドカリ等色々な生物をインストラクターさんの案内で見せてもらいます。
海の中では話が出来ないので昔なつかしのおもちゃ、"せんせい"で筆談での解説です。

それを友人と2人で見たり触ったりしているのですが、その時感じたのが姿勢制御の難しさ。
インストラクターさんみたいに、地面に着かず一定の姿勢のままで止って水中に浮遊する事ができません。
珊瑚に触れてしまってはいけないんだろうな・・・と珊瑚を避けるように足を着いたり、
手で水を掻いたりとちょっと苦戦。
特に手で水を掻いてしまうと、掻き方によっては何かおかしいのハンドサインに見えてしまうし、
そもそも最初の説明で泳ぐときは腕はまっすぐスーパーマンみたいに伸ばしてくださいねと言われていたので、控えたかったのですが中々上手くできませんでした。
次回、もぐる時はもう少し上手に姿勢制御してみたいものです。


そんなこんなであっという間に体験ダイビングのコースをめぐり、賞味30分程度の海中散歩を堪能することができました。楽しかったし、今度大きな休みが取れて旅行できたらダイビングの免許とろうかな?
そうそう店長さんが非常に親切な方で色々サービスしてもらいましたよ。
飲み物やお菓子、ごちそうさまでした。


以下は体験ダイビングの後に立ち寄った場所です。
(そろそろ眠いのでちょっと日記のペースを巻いていますw)



ダイビングのお店の店長さんに聞いた美味しいと評判な尾鷲牛乳のソフトクリームです。
濃厚なミルクの味と香りが舌を楽しませてくれました。



お昼ごはんに食べた串本の萬口というお店のカツオ茶漬け。
これが絶品!ゴマダレとカツオがここまで合うとは思いませんでした。


最後に寄った串本海中公園

この船の船倉はガラスの窓がついており、そこから海の中の景色を楽しむことが出来ます。
写真を撮り損ねてしまいましたが、海ガメをみることができました。



こちらはマリンタワー
海の底から立っている塔で、この中からも海の中の海の中の景色を楽しめます。
辺りの魚に餌付けをしているようで、魚の泳ぐ姿をたくさん楽しむことができました。


こうして行き当たりばったりながらも楽しかった1泊2日の和歌山の旅を終えました。