ドイツ滞在記2日目

苦労してたどり着いたホテルで一夜を過ごし、ドイツ2日目。
時差ぼけの影響なのか、ドイツへついた興奮のためなのか、この日は4:30に目が覚めてしまいました。
2日目の今日はいよいよ本格的に観光に入ります。
実は従姉妹がミュンヘンに住んでおり、2日目、3日目は色々と案内してくれる手はずになっています。

とりあえず寝なおしたり、ゲームをしたり時間をつぶして、7時を回った辺りで朝食に。
ブッフェ形式の朝食に色々目移りしつつ、お腹を満たします。
うん、食欲は旺盛だw

10時にミュンヘン中央駅で従姉妹と合流。
「有名どころを見て回るつもりですけど、何か行きたい希望の場所ありますか?」
と聞かれ、
ドイツの生活感を感じたいから、スーパーとか市場にも行ってみたいと返事。
そして案内されるままにミュンヘン観光の開始です。

最初に駅でミュンヘン市内1日パスを買います。
これでバスも路面電車も電車も全部乗れるとのこと。
値段もそんなにしないので、(5ユーロくらいだったかな)
観光で行く人は基本的にこれで移動することをオススメします。

さっそく電車で隣の駅へ移動します。
ドイツの電車はSバーンUバーンとあり、
Sバーンがいわゆる普通の電車、Uバーンが地下鉄です。
日本みたいに〜〜線という名前でなくすべて番号で呼びます。
S1とかS2とかU1とか。
なのでどれに乗れば良いか覚えやすいです。
ただ、日常会話であの路線がどこの駅止まったっけ?
みたいな話をする時には困るような気がしないでもないです。

電車から降りて商店街っぽい感じのところを歩きます。
さすが、ヨーロッパ。並ぶ店の感じもヨーロッパって感じです。(なんだそりゃw)
日本じゃみない感じの建物ばかり。
最初に見たのはカールの門(カールス?)、いや、ただの門でしたけど。

ただの門なので遠くから眺めて次へ向かいます。
最初に入ったのは聖ミヒャエル教会。

外装が一部工事中でした。

この先々でもそうなのですが、教会は観光ポイントというわけではなく、
普通に生活の一部として存在しているようで、受付があってそこから入るというわけじゃないようです。
ドアは普通に閉まっており、訪れた人が勝手にドアを開けて中でお祈りしていくというものでした。
従姉妹がいなきゃ、入り口はどこだろう?って探し続けて入れなかったことでしょう。


やっぱり日曜の朝とかはお祈りでもするんでしょうか?

次に向かったのはフランエン教会。
聖ミヒャエル教会からすぐのところにあります。
なんだか非常に大きな建物でした。
(外観が写真に納まらなかったです。。)
塔が2つあり本来ならこの塔に登れるようなのですが、
私たちがついた時には係員さんが居なくて、塔への道が閉ざされており上らずじまい。
中だけ見て次へと向かいます。


これはミュンヘン市庁舎。
11時、12時になると人形が踊るそうです。去年の年末まで工事してたそうで、
従姉妹も数回しか見たことがないとのこと。
ただ時間がまだあったので、後からみることにし次へと進みます。

テクテク歩いて、見かけたのはレジデンツバイエルン州立歌劇場。
ここで印象の残ったのがレジデンツ
なんとここでも外装工事中!
(今回、どこに行っても外装工事中だったような。。。)
ただ普通の外装工事は無機質な壁に覆われてしまってますが、
(石も無機質っちゃ無機質ですが、ここは言いたいことを察してください。)
通常時の外装を真似した壁で建物が囲まれています。
そう、要するに張りぼて

張りぼてって分かるような写真が↑です。

その後、テアティナー教会、イギリス庭園と名所?と呼ばれるところを散策しました。

途中見かけたミュンヘンの警察官。なぜか馬上。
馬であることに何かメリットがあるのだろうか・・・

お昼にレバーテーゼ?というお肉を挟んだサンドイッチを食べます。
従姉妹にドイツ語を教わり、ドイツ語で注文しました。
無事に通じて何より。
まぁ、簡単なドイツ語なんですけどねw
小腹を満たした後は、ヴィクトリアン市場のジュース屋で水分補給。
目の前で果物を搾ってくれて美味しそう。
他には果物屋、チーズ屋、ジャム屋、花屋といったものが所せましと並んでいました。
ちなみにどれも結構な値段がするな・・とw

ここで日本とまた違うなーと思ったのが、
若い女性がバナナとかりんごとかを食べながら歩いてるんですよ。
従姉妹に聞くと、こちらの人はおやつがわりに果物を食べるようです。
また基本的に日に当たるのが好きで、外で食べたがるみたいですね。
なんでも生のにんじんをかじって歩いている人もいるらしいですよ。


市場でドイツの生活感をちょっと味わった後、
12時ちょっと前だったので、人形の踊りを見るために再度、市庁舎前へ。
市庁舎前は、私たちと同じように踊りだすのを待っている観光客っぽい人でいっぱい。
皆してカメラ片手に市庁舎の人形を眺めています。

私たちもその中に加わり人形を眺めつつ、いよいよ12時を迎えます。
12時になると辺りの教会の鐘が鳴り響きます。
さぁいつ踊るんだ?と、ワクワクしながら眺めてるんですが、ちっとも踊る気配がありません。
他の教会の鐘が鳴り終わってからなのかな?とじーっと見ててもまったく踊る気配なし。
すると通りがかった現地の人と思しき人が、
ここは11時と17時にしか踊らないよーと教えてくれました。

あら、そうなんだ・・・。
ガイドブックには12時にもって書いてあるから情報ちがうな〜
ともう少しだけまって見ましたが、それでも踊る気配が無いのであきらめてその場を去りました。
ざんねん。

従姉妹に言わせるとすでにこの近辺では、大分めぼしいところは行ってしまったとのことなので、
今度は電車でちょっと離れてオリンピア公園に行くことに。
公園にはBMW博物館とオリンピアタワーがあります。

オリンピアタワーからの眺めはとても良かったです。
ミュンヘンを見下ろしながら、街中なのに土地余ってるなーと思ってしまった私は無粋でしょうかw

さて大分歩きつかれたので、ちょっと休憩に。
また市場の方へ戻り、ダー・プシャーというお店に入り
ミュンヘン名物の白ソーセージと、ドイツではメジャーなラドラという飲み物を注文します。
ラドラとはビールとレモネードを混ぜたもの。
ドイツに行く直前に、仕事先の人からレモンのお酒が美味しい と聞いたので、
聞いたこと無いなーと従姉妹にその話をしたら、
レモンのお酒はないけどレモネードとビールを混ぜた物がありますよ。
飲みやすくて美味しいです。
とのことで、今回の注文になりました。

白ソーセージはすごくふわふわした食感で、シュウマイというか魚肉ソーセージというかそんな感じ。
ナイフとフォークで外側の皮を剥ぐのが中々難しい。
ドイツ人も結局最後は手で剥いじゃうとのこと。
蜂蜜の入ったマスタードをつけて食べます。
ラドラは話に聞いていた通りとても飲みやすい。
ビールに何か混ぜるなんて、ホッピーとキールくらいしか知らなかったんですが、
これは今度家で試してみようと決意。
従姉妹によるとレモネードの代わりにスプライトでも良いそうです。
初めての味を楽しみ、従姉妹の学校の話やドイツの話を聞きつつ、
身体も休まったところで
今度は生活感を感じられる店ということで電気屋に。

中に入っての感想はコーヒーメーカー売り場が大きいなーということ。
日本だとそんなに大きくないですしね。
他の家電製品とかCDとかDVDは似たような感じでした。
従姉妹に他の特徴を聞くと、
妙に安い電池が売っていて、それは買っても使えないから買っちゃいけないそうです。
何のための電池なんだ・・・・w
あとすぐにお湯が沸くポットが便利なんだけど、普通に水を入れると石灰分がポットに溜まってしまうので
水を濾過する道具も必要なんです。
と教えてくれました。なるほどねー。

電気屋を一通り見た後、ノイエ・ピナコテークという美術館を見学し、
スーパーでホテルでの飲み物やお菓子を購入。
びっくりしたのがビールの安さ。
何しろ瓶1本1ユーロしない!!
水より安いぞw さすがドイツだ!
こんな国に住んだら間違いなく飲兵衛になりそうだ。

そういや従姉妹もビール飲めなかったはずなのに、
平気で飲むようになってるなw
やっぱり環境が人を変えるものだねぇ。

スーパーで買い物した後、荷物をホテルに一旦置き、
今度は晩御飯を食べに向かいます。
行ったレストランはホーフブロイハウス。
金曜夜ということもあり人でいっぱい。
アコーディオンの生演奏もあり、活気に満ちています。

注文したのはシュヴァイネ・ブラーテンという豚肉料理とトマトスープ。
またこれがボリューム多くてねぇ。。
付け合せの野菜(といってもジャガイモでしたが)が食べ切れませんでした。
傍の席の人も同じものを頼んでましたが、あっさりと完食してただけでなく、
デザートとしてケーキを注文してました。
しかもショートケーキとかじゃなく、日本だったら2〜3人用の丸いケーキを1つ。
それすら平らげてるのを見て、根本的に身体のつくりが違うんだろうなーと
感じてしまいました。