内視鏡検査

先日受けた内視鏡検査の話です。
皆さん、内視鏡検査というと胃カメラを想像される方が多くて、
実際、私の周りにもカメラ飲み込むの苦しいみたいだよねー と話をされる方ばかりでしたが、
私が受けたのは大腸カメラでした。
まぁ内臓をカメラで映すという分には変わらないので、あえて否定はしなかったのですが。


さて、大腸カメラの話ですが、
医者から検査中は麻酔で眠らされてしまうということを聞いていたので、検査そのものについては
あまり不安は無かったのですが、事前準備として
胃カメラと違って前日の食事制限だけでなく、夜に軟下剤を飲み、
さらに当日の朝に下剤2リットルを飲んで腸内を綺麗にしなければいけません。
この下剤2リットルがきっと不味くて大変なんだろうなぁ・・・という不安だけがありました。


当日の朝、病院につくと看護婦さんから渡されたヌーベンという2リットルの液体。
これを紙コップに注ぎ、まずは1時間1リットルのペースで飲み、その後は腸が綺麗になるまで
飲んでくださいとのこと。
ヌーベンの容器にはレモン味と書いてありましたが、きっと不味いんだろうなとビクビクしながら
ごくりと一口。
飲めないほどじゃないけど不味い・・・
という感想。ゴムのようなスポーツドリンクのような、とても表現できない味です。
つい、看護婦さんに変わった味ですね、これ・・・ というと
生ぬるいと余計飲みにくいでしょうから、氷をどうぞ と別の紙コップに氷を入れてもってきてくれました。
この氷の効果が抜群で、冷えたヌーベンは美味しくはないものの普通に飲める感じになり、
比較的スムーズ飲めるようになりました。


そうこうして1リットル飲んだ頃、便意を覚えてきて、
何度かトイレに行き腸が綺麗になるまでヌーベンをちょびちょびと口にしていきます。
中々綺麗にならずちょっと不安になりましたが最終的には綺麗になり、午後1時半から検査開始です。
それまではしばらく横になっていて良いとのことなので、遠慮なくお昼寝してましたw


1時半になり、専用の検査室まで連れられると生まれて初めての点滴を受けます。
また血圧計や呼吸状態を見る計器も装着させられ、意外と大掛かりなんだなと妙に感心。
ちなみに初めての点滴は何気に注射より痛かったです、1回じゃ上手くいかなかったしw
検査台に横臥状態になり、アレルギーや手術歴が無いか?の最終確認を受け、点滴経由で麻酔投入です。
麻酔が入った瞬間、鼻腔内に麻酔薬と思われる臭いが一気に広がります。
そういや全身麻酔も初めてだな、とこれまたちょっと感動です。
全身麻酔の効果はてきめんで、目を閉じたらあっという間に眠りに落ち、
起きた時にはぴったりと検査が終わってました。
なので検査中の感想はまったく書けませんw


その後、検査室から出て簡易ベッドの上で麻酔が完全に抜ける16時過ぎまで寝かされ、
無事に開放。結果はG.W明けです。
ポリープとか何か悪そうなものがあればその場で切ると聞いていましたが、
17時以降は普通に食事して大丈夫ですよ といわれたので
きっと何もなかったんでしょうね。