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中国が検閲強化、Google.comへのアクセス不能に - ITmedia NEWS

中国が検閲強化、Google.comへのアクセス不能
国境なき記者団によれば、中国でGoogle.comの検索が利用できなくなり、検閲回避ソフトも機能しなくなった。当局が過去最高のレベルで検閲を強化している模様。
2006年06月08日 08時08分 更新
 Google.comの検索が中国のほぼ全土で利用できなくなったとして、非政府組織の国境なき記者団が、中国での検閲を糾弾する声明を発表した。

 国境なき記者団によれば、過去数週間で中国の主要都市からGoogle.comへのアクセスが難しくなり、5月31日にはGoogle検索にまったくアクセスできなくなった。その後徐々にGoogle NewsGoogle Mailも遮断されているという。一方、中国政府の検閲を受けているGoogle.cnは現在でもアクセス可能。

 検閲を回避するために米国で開発されたソフトも、当局が設置したファイアウォールに阻まれてうまく機能しなくなったという。こうしたソフトの妨害は過去最高のレベルに達し、当局が遮断のために相当のハードとソフトをつぎ込んでいる模様だと報告している。

 「1月に検閲版が立ち上げられた後、Google.comが徐々に追いやられることは分かり切っていた。Googleもほかの西欧企業に追随して、中国のオンライン検閲に従った」と国境なき記者団は批判している。


Google以外にはどれくらい規制されてるか知りませんが、ひどい話ですよねぇ。
すでに中国内の出版物は中国共産党の検閲が厳しいとのことですから、こういうことが続く、エスカレートするなりして、中国共産党にとって都合の良い情報、考え方ばかりを与えられた人々が、後々私たちとかかわっていく。ん〜、困ったものですね。

日本もその傾向(大手メディアにとって都合の良い情報ばかりの時代)がありましたけど、インターネットという手段が広まり、色々な意見や真実を知ることができるようになりましたよね。
そのネットでの情報収集のツールとして、検索サイトは欠かせないものなので結構インパクトが大きいと思います。


仮の話として中国共産党が自国民を統制できなくなり、今まで規制されていた情報を人々が入手してきたらどうなるんだろう・・・?